2019年北海道ツーリング3日目
あらすじ
地元の道東を2日間かけて見て回ったので、これからキャンツーが始まります。
3日目 道北(曇り)
この日は林道4本を走りつつ、観光もキメちゃう欲張りルートなのですごく疲れました。
また、今回の記事はクソ長いのでご注意下さい。
朝6時前、実家を出発。
この日はまず知床横断道路に行って、林道を楽しみつつ北へ向かいます。
今日も天気良いじゃん!やったぜ!!
地元のカントリーサインにさよなら。
野暮ったい牛のデザインだけど、気に入ってます。
あらー。
海沿いを走っていると曇り空になっちゃった。
峠が8時から開通らしく、今は10分前。
開くまで少し時間があるので、行く前に「熊の湯」という温泉に寄ろうと思ったんだけど、峠のゲートが既に開いててそのまま登っちゃった。
かなり良いと聞く温泉だったので寄れば良かったなと少し後悔…。
なにはともあれ知床峠!
ちょうどこの区間のみ晴天で、気持ちよく走れました。
動物は何も見ませんでした。これまでに十分見たしいっか。
ウトロ側に降りてくるとまた霧雨に。
この辺まで来たら蚊トンボのまったく知らない土地になります。
せっかくなので、神の子池とやらに向かってみます。
お、良さげなフラットダート見っけ。
ぶっ飛ばすぜ!!!(時速60キロ)
農道ダートを乗り継ぎながら、神の子池入り口に到着。
神の子池
そこまで辛いダートじゃないので、オンロードでも来れる道ですね。
他にもバイクが続々入ってくるし。
さて、青く透き通る池でも拝みますか!
うーん。
あんまり綺麗じゃない(正直)
でもでも~???こんな景色でもフィルムカメラで撮っておけば色が出るから!
大丈夫大丈夫!!!パシャパシャ
現像後↓↓↓↓↓↓
青い池をモノクロで撮った馬鹿
どんな池も水たまりに大変身!!!
現像から上がってきたフィルムを見て愕然…。
全部カラーで撮ったはずなのに、一個だけモノクロフィルムが混入していた模様。
なんか悔しいので、今流行のAIに着色させよう。
池自体はそこまで大きくないので、見て回るだけなら10分もあれば十分。
観光客も割といるので熊が出てくる気配はなく、ゆっくり見れました。
入り口までダートを戻ると、ハーレーおじさん達が突入するかの会議をしていました。
アメリカンでもギリ行けると思うけど、辛いだろうね…。
あと戻るタイミングでバスで観光の外国人が大量に来たので、静かに観たければ10時くらいまでに行けると良いかも。
湖畔林道探し
この近くには摩周湖と屈斜路湖があるんだけど、これから屈斜路湖畔林道に行ってみるよ。
屈斜路湖の湖に繋がる林道…多分ここでしょ!
ヘドロが流れ着いてなんかクッサイ場所に到着。
しかもこの先砂なんですけど…。歩いて行ってみたらうん、絶対進めない。
絶対道を間違えたので戻ります。
野上峠林道その1
マップで場所を調べてたら、野上峠林道とやらが湖畔林道に繋がってるらしい。
周囲を探し回って、なんとか林道入り口発見。
かなり走りやすい林道。
ところどころ急な曲がり角があるけれど、そこまで危なくない。ひと気もほぼ無し。
数キロ走ると藪になっている場所があり、一旦冷静に考えてから突入したら林業おじさん達がお茶会をしていた。
完全に道を塞ぐ形で休憩していたのでこの先の道を聞いてみると、少し手前で林道区間は終わっていたらしい。
あとこの先の道は酷い状況なんだってさ。
こいつら退くのが面倒なだけでは…?と思ったけど、正直後半の荒れ具合から怖くなっていたので有難くUターンの理由にさせてもらう。
また湖畔林道の入り口を探し直さなきゃいけないのか…と思いながら道道102号を走っていたら途中ですんなり発見。今までの苦労はなんだったんだいメーン?
野上峠林道その2→屈斜路湖畔林道
湖畔近くの道もまた野上峠林道。さっきの道が分断されているのかな。
ずーっと湖沿いに通っており、前半は特に湖が良く見えます。
最高のビューポイントが一ケ所あるので、停める時は湖に落っこちないように気をつけて下さいね。
道幅も少し狭めな上に、釣り人の車がたまーに来るので注意。
ダートを走り回ったので身体がクタクタになりました。
女満別のコンビニで少し休憩。
北海道の赤飯は甘納豆が入っているので甘いんですよね。おはぎ的な感じです。
本州に来て食べた赤飯が塩っぱくて驚いた記憶が蘇りました。あ〜実家み感じちゃう〜。
休憩も終わったのでそろそろ出発しますか…ぁぁぁあ?
ヤッバ…立ちゴケてしまった…。
幸いにも両サイドのマージンを取ってあったので、隣の車にはぶつけてませんが…。
進行形でガソリンが流れ出てるので、起こそうとするも過積載+Nに入れていたせいで動いてしまい起こせない。
仕方ないので積載を素早く外して…よっと!!
休憩した分の体力を即消耗しちゃいました。真っ直ぐ駐車し直す気力も無く…。
損害は…ハンドガードが一層ボロくなった!以上!
立ちゴケくらいならこのプラ製の柔らかいハンドガードが全て吸収してくれるので、全然車体に傷が入らないんですよ。ありがたや。
汗だくになりながら再度荷締めて再出発。
確実に林道と迷った分の疲れが溜まっているので、早いところキャンプ場に向かいます。
途中、網走市の近くに能取岬という岬があるのでちょっと寄り道。
近くにバイラギ林道という道があるので、そこを通りつつ岬へ抜ける。
バイラギ林道
フラットで走りやすい。アップダウンもありつつカーブもなだらかです。
北海道の林道は基本走りやすい気がする。
能取岬
岬の方へ向かうと、その辺りだけとてつもない濃霧。
少し手前までは日差しが入っていたのに。
真っ白。
超真っ白。
普段は牧場の馬がいるらしいけどいなーい。
コムケ国際キャンプ場
海沿いを走りつつ、サロマ湖の少し先を行った辺りにあるコムケ国際キャンプ場にin。
到着時刻は18時半。
事前に管理人に電話してみると、18時を過ぎてもまだ居るから大丈夫と言って貰えて助かりました。
キャンプ場はコムケ湖のすぐ近くにあり、トイレは少し汚いけどシャワー洗濯乾燥機ありで悪くありませんでした。
バイクは乗り入れ不可ですが、道に面した場所にテントを張れば、運ぶ距離を短くできます。
敷地も割と広いですがこの日はバイク4台、車5台くらいでガラガラ。
自分は翌朝早めに出る予定なので少し離れた場所にバイクを停めて、テントも離しておきました。
若干の霧で道具が濡れますが、支障ない程度。
お陰で虫も殆どおらず快適でした。
晩御飯はカップ麺とおにぎり。
コインシャワーで体を綺麗にして就寝しました。
この日400キロちょっとは走っていたんですが寄り道をしすぎて、想定よりも北に進めませんでした。
回復のために早く寝て、明日に備えます。
明日は北海道最北端です!