2022年福井になにがあるかを確認しに行くGWツー
超お久しぶりです。蚊トンボです。
最近はずっと別の趣味ブログの方で活動していたので、こちらでは久々の更新となります。GWに出かけた内容を忘れる前に書かなきゃね…。
今回のGWは福井県に行きました。理由は一つ、「福井ってなにがあるんだっけ?」ということを確認しに行くためです。
以前の原付西日本の道中(記事はまだ書きかけ)でおそらく通過はしたはずなんですが、ほとんど記憶に残って無かったので、時間を取って観光しようというわけです。
今回そんなに写真も中身もありません。宿泊する快活クラブの鍵付き個室に入るために夕方の早めには目的地に着くようにしていたので、寄り道もほぼしていません。一体俺たちは何をしに行ったんだ…。まあいいや、それではどうぞ。
(ひとつの記事にまとめたせいでちょっと長いよ。)
1日目 東京→岐阜県大垣市快活クラブ大垣店着
走行距離 約400km
4時過ぎに出発して静岡市まで高速で移動。その後1号線に乗って西へ進みます。
途中コンビニ休憩をした場所がちょうど名古屋の中心を通るルートか、山越えのルートかの分岐だったので、悩んだあげく山越えルートにしたはずが、途中曲がる箇所をミスったらいつの間にか中心通過ルートになっていました。
いやいや、GWに名古屋市を通りたくねーよ!という総意で、高速を使って1時間くらいで16時に大垣市の快活に到着。
今回は節約ツーなのであまり高速に乗るつもりでは無かったのだけれど、初日に難所をさっさと通ってしまう選択は悪くなかったと思います。さくっと書いちゃったけど疲労度はそこそこ…明日は多分今日以上に走る予定なので早めに快活に入れて良かった気がします。
快活では初の鍵付き個室を選択。店内で注文した料理やドリンクバーを部屋には持ち込めませんが、店外で買った飲食物は持ち込み可能で、空調の風量調整ができたり、そこそこ煩いBGMが聞こえない環境なので、入れるなら入ったほうが良いなと思えるお部屋でした。晩御飯はラーメンライス。ちょうど味がうっすいラーメンが食べたかったので美味しかった。
ここはシャワーもタオルも使用が無料で、使っている人がいなければ好きな時にどうぞというものでした。すごく便利だったので、ツーリングの間温泉に入る機会がありませんでした。
2日目 岐阜県大垣市快活クラブ大垣店→新潟県上越市快活クラブ上越市役所前店
走行距離 約400km
2日目は5時起き、6時出発です。
前日お店の写真を撮るのを忘れたので出発前にパシャリ。駐車場は空きがないくらいには混んでいました。
この日は目的の福井に向かいますが、道中寄りたい候補で能登半島と、岐阜の山中にそれぞれ廃道と廃トンネルがあったのですが、どうしてもスケジュール的に無理をするし、宿も入りづらくなるのが分かっていたのでばっさりカット。
結果、唯一残った目的地へと向かって行きます。
岐阜の山中を抜けて日本海へ到達。太平洋を見て日本海も見れたわけですよお兄さん!この欲張りものが!!
適当な駐車場に停めて休憩をしたわけなんですが、隣県の石川、富山、名古屋ナンバーくらいしかおらず、観光目的のひと気がまっっったく無い…。そんなものなのかも、福井…。(福井出身の人ゴメンね)
そして今回のツーリングの目的地がこちら!刮目せよ!!!
福井県の北部、もう少し北に行くと石川県になる場所にあります。
必死に「福井県 観光」とかで調べていたら3ページ目とかに出ていたものです。日本海側なので、夕日がきれいなスポットらしいですよ。今は朝だけど。
ずーっと続く堤防を野郎二人で歩いていきます。暑いしまだまだ先は遠い。
ひと気は意外とありますが、99%は釣り人でした。意外と年齢層は幅広く、レジャー施設が少ないからとかなんですかね。楽しそうではあるけどね。
灯台ではなく、照射灯でした。ちなみにここはまだ堤防の中間地点。まだあと半分くらいあります。
「危険」という単純かつインパクトのある段差を乗り越えて進みます。これ、地震が起こったら陸まで全力ダッシュでしょ?全長は927mらしいので、命を懸けた中距離走になりますね。ひえ~。
もう半分を歩いて先端に到着。この辺も結構人がいました。そこにあった建物は灯台でした。灯台ゲット!
はい目的終了。帰るぞ。
実はこの辺には「鉾島」「雄島」など海岸からニョキっと出ていたり橋が架かっている地形が多いので、気になるところがあれば寄るといいと思います。今調べたら雄島は東尋坊の奥にある大きい島みたいですが、そこそこデカそうだし混むので寄りませんでした。
もう一個「鉾島」という小さな半島を道中見つけたんですけど、こっちは寄れば良かったと結構後悔…。蚊トンボ的リベンジ候補に入ったくらいなので、もし誰か福井に行ったら寄ってみてください。その時は教えてね!
駐車場まで戻ってきたら10時半過ぎで、昼食時に混雑を避けたかったので、数キロ戻って道の駅「みくに」で昼食を取りました。11時にレストランがオープンだったので、まったく混まずに入れました。
蚊トンボは刺身定食をチョイス、なんか観光したぞ感を出したかったのでこれにしたんですけど、正直騒ぐほどでも…って感じでした。ゼルビス乗りはらっきょラーメン食べてた。
この後は石川県まで海沿いを通り、石川の金沢市街で休憩してから高速に乗りました。あとはひたすら眠気に負けないようにしつつ上越に到着。途中の新潟の親不知のトンネル群を抜けるのがひたすらに精神にきた記憶があります。あそこは下道でも高速でも抜けるのがツレえんだよほんと…。
17時半に快活クラブ上越市役所前店に到着。この日も鍵付き個室のフラットシートを撮れました。シャワーも同様にあり。
晩御飯はコンビニでパン類を買い過ぎたのでそれを消費しました。
3日目 新潟県上越市快活クラブ上越市役所前店→東京
走行距離 約300km
最終日です。特に内容はありませんが、都心への渋滞の回避を目的に朝から出発します。
近くの高速に乗る前にコンビニで一息ついていたら、裏手にこれから帰るニュートーキョーがありました。やったぜ!お疲れ様!(素振り)
この日は中々に暑く、厚着装備を持ってきていた蚊トンボはほぼ着ているものをバッグにぶち込むくらいにはそこそこの気温でした。「想像の夏」ってくらいの温度。
高速に暫く乗って、SAが混む前に軽く食事を済ませておこうとなり、長野の「東部湯の丸SA」で昼食を取りました。
あとは正念場の関東圏の高速ですが、途中2,3カ所で渋滞にハマったかな。幸いすり抜けないと辛いぜ…みたいなやば渋滞には巻き込まれなかったので、13時半頃に自宅着。
無事に戻って参りました。
今回の総走行距離は1,135キロでした。ちなみに今回のツーリングの途中でゼルビスが5万キロに到達していました。お互いそこそこ走ったねぇ。
バイク熱がアッチッチだった頃は大型免許や次のバイク話で盛り上がったけれど、なんだかんだで我々には250でちょうど良いのかもしれないですね。
以上、2022のGWツーリングでした。
で、結局何しにいったんだっけ…?とりあえず結構距離を走ったのでそれでいっか。
福井には多少気になるスポットはありましたが、時間の都合があったり、絶対寄りたい!!みたいなところは見つけられなかったので、なにかのついでにまた行ってみたいですね。
…ふと思いついて、今回走った道のりを一つにしてみました。
…これを目的も特になく走ったってマジ?????
おわり
2017年西日本原付ツーリングpart3
蚊トンボです。
2017年に行った西日本原付ツーリングのpart3です。
8/11(7日目)
日記
7:30 島根県 道の駅あらエッサ → 山口県 道の駅ゆとりパークたまがわ
移動終了時のODD
XL 7856.4km(移動距離239.8km)
今日は朝からXLのエンジンの調子が良くなかった。温度がそれほど高くもないのに、すぐエンジンが止まった。昼過ぎに出雲大社へ到着。数キロ前で止まって友人が怒った。辛かった。
出雲大社で参拝をし、厄除けのお守りと交通安全の木札を購入。だって死にたくないもんね。昼飯は道の駅の月見しらす丼を食べた。夕方コインランドリーで洗濯をし、近くのバイク屋でオイル交換をしようと思ったら、本日は山の日、祝日でダメ。がっくり。
やむなく60キロ先の道の駅でテントも張らず眠る。どうしてこうなった…。
食費2,638円
ガソリン代638円
お守り1,000円
木札1,000円
計5,276円
天気は曇りだったんだけど、なぜかXL不調。騙し騙しなんとか出雲大社に到着して参拝しました。出雲大社はとても広くて立派でした。写真残ってないけど…。
オイル交換をすれば多少オーバーヒートしづらくなるかと思ってバイク屋に寄ったものの、明らかに10分前くらいに店じまいをした様子で店員が車に乗って去る姿が…。
仕方ないので道の駅で野宿。屋根がある場所を見つけ、かなり疲れていたのでテントも張らずに寝ました。
8/12(8日目)
日記
7:20 山口県 道の駅ゆとりパークたまがわ → 大分県 自遊空間中津池永店
移動終了時のODD
XL 8100.1km(移動距離243.7km)
雨で濡れるところから朝が始まる。
今日は角島に行って九州へ渡った。角島は確かに良い所だったけど、渋滞が酷くて帰るのに1時間くらいかかった。
しかし朝一で行ったオイル交換とチェーン清掃のおかげか脱出成功。昼飯はジョイフルでミックスグリル。肉肉肉。
夕方関門トンネル人道を使い九州へ入る。手で押したが友人のマグナは途中で乗り上げて砕いた岩のダメージで異音がした。渡ってすぐのベンチで計画を考えていると、近くにいたお爺さんからマップを貰い、ルートも教えてくれた。なので3日間で九州を周ることになった。楽しみなのはあるけど、一方で原付に乗ることが楽しくなくなってきた。エンジントラブルが無ければ…快適に走れていれば…もう少し楽しいと思えるかも。現状楽しくない。
友人に迷惑かけて申し訳ないし、だからといってさっさと帰るのも申し訳ない。辛い。
結局夜9時まで走行。なんで俺走ってんだ?
食費746円
ガソリン代641円
バイク屋で整備2,500円
トンネル人道20円
ネカフェ2,570円
計6,477円
なんか日記だとすげー辛そうですね。ウケる。
この日の朝に起きると屋根から出ていた足元は雨で濡れ、大量の蚊に刺されていて後悔しました。あははバカだ。
大きな道を避けるために、山口の海沿いを西へ西へと進んでいきますが、山口はこんな道が結構ありました。
原付には有難いですが、友人は結構デカい石を踏んでマグナにダメージが入りました。
帰り道も山口県で困ったので、我々は山口県との相性が悪いのかなーとか言ってました。
角島へ着くころには天気が良くなっており、かなり景色が良かったです。
ですが写真を見た通り結構な車の量…。往きはまだ進むんですが、この写真の手前にある交差点がめちゃくちゃ混むせいで帰りが深刻な渋滞でした。
朝にオイル交換しておいて本当に良かった…と思いました。
角島の奥のほう。なにもありませんでした。
この辺で停車した際に、左が小さな崖になっているのに茂みで気づかず、立ちごけしそうになる蚊トンボ。友人に助けを求めてなんとかなりました。集中力が切れていますね。
関門トンネル人道に到着。通り方をおじさんに案内を聞いてエレベーターで降り、あとは押して渡っていきます。距離は780メートルらしいです。
荷物の乗った原付をこの距離推すのは結構辛い。あとトンネル中央に向かって両端から若干下っていたので、中央を過ぎてから昇りを押すのが大変だった記憶…。
トンネル人道を抜けてやったー!九州だー!って二人で喜んで、じゃあこれからどうする?九州入れたし戻る?とかベンチで話し合ってたら、近くにいた徒歩旅っぽいおじさんが話しかけてきて、九州の情報とマップをくれました。じゃあせっかくだし、九州も少し周ろう!と決まって熊本を目標に進むことになりました。
てか今思ったら、ゲームの町の入り口かな?ってくらい出来過ぎて面白いですね。
この日は暑かったせいかオーバーヒートも多く、蚊トンボのメンタルもやられてますね。九州までなんだかんだ来てしまったから、すぐには帰れない距離というのもありました。
8/13(9日目)
日記
移動終了時のODD
XL 8310.3km(移動距離210.2km)
ネカフェを朝出発。気分は少し晴れた。友人のミラーが緩まりグラグラする。
ホームセンターで工具を買ったが結局直らず。
なんか良い道→シルクロード→大観峰のルートの最初の上り坂キツかっただけで、景色は良かった。中でもシルクロードと大観峰は最高。ライダーの聖地と呼ばれるだけあった。昼飯は遅めの15時に屋台で食べ、帰り道は陽が落ちるまでに着ける道の駅があるルートをチョイス。人も車も少なくて良い。駐車場にいたおばさんからオロナミンを2本奢って貰った、ありがたい。晩飯をテラス席で食べ、その後九州到着折り返し地点として酒も少し飲んだ。楽しい。
九州は良い所だった。一方で水害の被害もまだ残っていた。その惨状を見れたことも含め、九州に来れて良かったと思う。
あー一昨日刺された虫刺されがかゆい。
食費2,540円
ガソリン代576円
キーホルダー650円
計3,766円
大観峰初めて行ったんですが、滅茶苦茶いい道でしたね。あんな場所にすぐ行ける熊本のライダーは他の地域に引っ越せないでしょ。蚊トンボ的に今でも上位のお気に入りのツーリングスポットです。
陽が暮れてから道の駅に停めて、どこかで野宿でもさせてもらおうかと場所を探してたら、駐車場でおばさんに話しかけられました。「あなたたち、すり抜けとか危ないから絶対しちゃダメよ~!!」とか言われて「原付だしそんなのする余裕ないっす(笑)」とおしゃべりしてたら、自販機で友人と自分の分のオロナミンを買ってくれました。ありがたや~。
原付じゃないバイクに乗ってる今でも、すり抜けはしてないよ、おばちゃん。
天気も良かったし、折り返し地点まで無事に来たということでテンションも上がって楽しい1日だった。
「「もうあとは全部帰り道だから!」」
この言葉がこれからの辛い帰り道を支えてくれました。
8/14(10日目)
日記
7:20 福岡県 道の駅小石原 → 山口県 快活クラブ山口大内店
移動終了時のODD
XL 8472.4km(移動距離162.1km)
朝からコロッケパンを食べて気持ち悪かった。
朝の九州は交通量が少なく気持ちの良い朝だった。トンネル人道は帰りの方が辛かった。
友人のミラー修理とインカム固定のためにホームセンターへ向かったが、途中の雨と渋滞で友人がやられた。今日はインカムの調子も悪かった。午前中の九州でお土産買っておいて良かった。
昼食はナゾのドライブイン。鍋焼きうどんは冷たい店内には効く温かさと薄味。
夕方ランドリーで洗濯し、今日は手ごろな温泉が近くにないのと、夜は雨降りらしいのでネカフェ。カイジ読んだ。
明日は広島まで行けるのかな?
一応これからずっと帰り道ではあるけどね。
食費1,130円
ガソリン代307円(2.4L)
お土産2,635円
送料800円
ネカフェ4,001円
計8,873円
ここから折り返し、帰り道が始まります。
まずはトンネル人道を押して歩き、山口県へ戻ります。人道は、福岡→山口の方が登りが長くて辛かった記憶があります。
それからは広島のしまなみ海道を渡るために東へ向かうんですが、この日は天気が悪かった。ザーザーではないにしろ、雨がシトシト…。
そのせいか友人のインカムの調子が広島の街中、それも渋滞中にかなり悪くなり、急に大音量のノイズを発生させ蚊トンボの鼓膜が破壊されかける事態でした。そしてインカムのマウントも途中で折れ、固定のためにホームセンターで強力なテープで固定して延命させたり…。
夕食はかなり遅めの15時くらいに、峠の途中の謎なドライブインで鍋焼きうどんを食べました。そういうドライブインに入った経験が無かったので、味は大丈夫かな…と思いましたが、出てきたうどんは温かく、凍えた身体を温めてくれました。
体力にも限界が来てたのか、最後はネカフェにインしました。
今回はここまで。次回は友人が転倒したり(軽傷!)、しまなみ海道を渡ったりします。
2021年限界温泉ツーリング
皆様お久しぶりです、蚊トンボです。
前回の投稿から間が空きましたが、蚊トンボは元気です。
ワクチンも二回目を少し前に打ち終えました。
最近なんだか感染者が異様に減ってるらしく、喜ばしいことですね。
なんで減ったか分からないのが謎ですが。
前回の投稿って5ヶ月も前なんですね、西日本原付篇はすでに自分の中で書き終えてる気でいました。たまに読みに来てくれている方がいるようで有難いです。
ですが、今回は西日本の続きではなく、別のおでかけの内容を書きます。
かなり前に途中まで下書きを書いていたんですけど、存在を忘れてました。
なんか異様に辛かった記憶だけ残ってます。頑張って思い出しつつ書いていきますよ。
あと言っておくけど、今回は長いよ。
あらすじ
大学の頃の原付ツー記事を書いてたら、なんだか懐かしくてまた再訪したいところができました。一応緊急事態宣言は抜けたし、平日ならいいか…もし最悪混んでたらそのまま帰ろうという自己判断で温泉に行きました。富山へ。
時系列
6/22
早朝会社の先輩が同じ方向にツーリングに行くというので山梨まで同行(相模湖ICまで高速使用)
山梨市街地の入り口で先輩と別れ、下道で富山を目指す。
15時半、目的の温泉まであと40キロというところで酷道471号、472号に突入
16時ゲート封鎖のため引き返す
17時国道360号経由で迂回開始
18時温泉到着
20時温泉出発
23時〜翌1時富山市内の公園で仮眠
5時〜6時半新潟で仮眠
7時〜7時半新潟で仮眠
6/23
13時半東京の自宅着
はい、0泊2日です。
こうなったのは、2日目の北陸周辺が朝から雨予報だったためで、もしホテルなんか取ってたら雨に濡れ、到着も2日目の夕方〜夜になるのは確実だなと思ったのです。
高速代は東京ー温泉近くの五箇山間で片道ETC無しは9,250、約往復2万をひとっ風呂にはちょっと…思ったのでほぼ下道でした。
まず一言言っておきたいのは、もう少し、もう少しだけ辛い思いをせずに帰れたな…という長い長い2日間でした。
辛かったことリストを書きますね。
1. 0時過ぎに会社から帰宅、朝4時まで睡眠からの出発
→仕事の都合で帰りが遅くなったから仕方ないけど、まあこれは当初はあまり問題ではなかった。他の要素と重なって効いてきた。
2. 行けるかな?と思って進んだ道がとんでもなかった
→酷道ェ…。
3. 岐阜の山奥の夜は思ったより隔絶されている
→すごーく無駄に長い距離を走ることになった。
じゃあ長い2日間の始まり始まり。
0時に会社から自宅に帰って、朝4時頃まで睡眠。
翌朝には会社の先輩と目的地の途中まで一緒に向かうことになっていたので起きると先輩が玄関先に…。もしかしてめっちゃ待たせてたカモ…と戦々恐々としてんですが、ホントに丁度来たところだったらしく安心。(ホントカナ…)
先輩に少し待ってもらって、高速を使って山梨方面へ出発。
石川PAで一休み。少々眠気がありますがガムを噛みながら進みます。
山梨市に入ってすぐ辺りで先輩とはお別れ。長野を通り岐阜へと進みます。
長野の山の中で、除雪機の置かれているトンネルの奥になにかありそうなので寄り道。
まだこの時は元気があった。
橋の奥は途切れてました。山側にはちょっと珍しい外観のダムがありましたが他は特になし。引き返して進みます。
目的地の温泉まであと40キロくらいの所で、GoogleMapさんの進路が謎の山道へ案内をしました。明らかにこの道まっすぐ行けば着くんじゃないの?ってとこだったんで最初曲がるところを間違ったんですが、思えばここで諦めて普通の道を進んでおけば良かった。
なんでかというと、蚊トンボが知らずにこれから進む道は酷道です。
ネットでは1年の大半が通行できない日が続くらしく、「開かずの国道」と呼ばれているそうですよ。ウケますね。
蚊トンボはなんか大型通行不可とか書いてるけど行けるっしょ(笑)とか思って進みました。
この道に入って十数分。ところどころ道が荒れています。これは大型車は無理だなと思いつつ前進。
こういう景色になってからなにかがおかしいと気づく。
だって景色が林道みたいになってきてるんだもん。
でもナビではこのまま行けって書いてるしなあ(通信状況はかなり繋がりづらかったです。)
行けるとこまで行ってみます。
通行止め。
…でも脇が甘くて通れるし、立ち入り禁止とは書いてないし、通行止めの現場を見るまで分からないじゃん?もしかしたら行けるかもよ?という、完全にここまでつづら折りを登ってきた分を無駄にしたくない気持ちがあって進んでみました。
うぐっ…(完全敗北)。
ここまで何度も引き返すタイミングが合ったのに、うだうだ言って進んだ結果です。
せっかくここまで来たので、ゲート脇から少し先まで歩いて見に行きました。
これは…ゲート脇をバイクが通れたとしても無理!
未舗装で地面がぬかるんでいるし、かなりこの先ひと気が無い。
疲れた身体でこの先進めるのか?もしこの奥まで行って通り抜けられなかったら、温泉の営業時間に間に合うのか?というか熊出たら確実に死じゃね?
ぼく、引き返しまぁす!!(ニコッ)
無理無理絶対無理。あんなとこ近場に住んでて同行者がいないと行きたくないよ。
俺はただ温泉に浸かりたいだけなんだ。
というわけで引き返します。道の分岐点からここまで40~50分かかったので、同じくらい時間をかけて下りますね!うあああああ!!!!
あ…あ…。雨だ…豪雨だ…。
下ってたらなんかすごい勢いの雨が降り出しました。急いで合羽を着るも全身既にびしょ濡れ。でもいいんだ。生きて帰ったから。
あのまま奥に進んでたら…
はい、1時間半近くかけて、元の場所へ帰還です。ろくでもない道でしたね。
皆さんはこの機会に学習していってね。酷道の471と472号のことを。
ちなみに分岐ルートはこんな感じでした。
上が酷道通過最短ルート(通れるとは言ってない)ですね。
下が素直に普通の道を通るルートです。てか酷道ルートでも距離が残り30数キロあったから、少なくとも明るいうちは抜けてなかったでしょうね。
白川郷の道の駅。西日本原付の旅でもお世話(皮肉)になりました。
今回は用がないので通過します。
18時に「平ふれあい温泉センター ゆ~楽」に到着。
駐車場は1台くらいしか停まってなかった。これなら入っても良いか。
西日本原付ツーで写真を撮ったとこで同じく撮影。一人だし構図を気にする余裕もなかったけど、天気が同じような曇天で似た仕上がりに。さっさと温泉入るべ。
お客さんは入浴中に一人だけ入ってきたけど、お互い違う場所で入浴していたので問題なし。やはりこの温泉は露天風呂が気持ち良い。つかの間の休息を取りつつ、これから帰るルートを考えた。
まず、この温泉は宿泊不可で、個人的に他で宿を取るのは翌日の天気的にもナシ。
そこで寝ずに帰るわけですが、ルートに問題があるのです。
1.五箇山ICなど近場の高速から帰る
→近場の高速乗り口2,3カ所が工事のため使用不可
2.下道で安房峠を通って帰る
→有料道路で有人改札なので、夜間通れるか不明
3.旧安房峠を通って帰る
→ギリ冬季期間で通行止めっぽかった
これらの理由かつ、ガソリン残量も心もとない岐阜の山奥の夜、ガス欠になったら「詰み」になるので、残されたルートは一つ。
新潟側に出て帰ろう、と。
出ましたね、馬鹿ルート。
温泉施設では十分休憩できるほどの場所も時間も食べ物も無かったのでクタクタでしたが、頑張って進みました。
あとは特に写真は撮ってなかったです。
富山市まで行き、そこから日本海に沿ってひたすら北上。黒部市、糸魚川市、上越市と来たところで内陸に入り、あとは湯沢町、群馬ときて東京へ帰りました。
途中新潟の十日町にある「トヤ沢砂防堰堤」という木製の堰の駐車場で軽く仮眠しました。眠すぎて眠すぎて…。
念のため持ってきたマットが活躍しましたが、6月の早朝は寒かったなあ…。
あとちょっと小雨も降ってた。でも寝た。本当は堰の近くとか危ないから寝ちゃダメだよ。
今回はなぜか道中カフェインを摂り忘れて、眠気にやられて何度も仮眠しながら進んでました。根本的に体力も十分じゃなかったんでしょうね。
6/23の13時半に東京の自宅に到着。
自宅まであと20分いかないくらいのところで、頭上で雷が鳴り、豪雨が降ってきました。ここで雷が落ちたらさすがに笑うなぁーとか思いながら帰宅。
SLクンお疲れ様。お互いくたくたです。
今考えると富山まで温泉に行って、疲労困憊で帰ってくる意味が分かりませんが、めちゃくちゃ遠出したい欲を解消し、無事に帰って来れたのは良かったのではないでしょうか。コロナにも罹らなかったし。
でも帰ってから、家の近くの日帰り温泉でも良かったんじゃなかったかな…と少し思いました。
おわり
追記:ツーリング以外のことを書きたくなったので、別ブログを開く予定です。
主に家の中でのことや別の趣味のことを書くつもりです。
そこへのリンクは現状張る予定はありませんが、もし縁がありましたら宜しくお願いします。
2017年西日本原付ツーリングpart2
蚊トンボです。
2017年に行った西日本原付ツーリングのpart2です。
前回は台風から避難するために、岐阜市の快活に入りました。
8/8(4日目)
日記
10:30 岐阜県 岐阜市内 快活クラブ → 滋賀県 湖岸緑地 栗見出在家
移動終了時のODD
XL 7160.3kmkm(移動距離68.6km)
昼前には雨が止み、台風は無事通過。そこへ友人から友人の先輩が近くに住んでいて、シャワーと洗濯をさせてくれるらしい。ありがたく手助けしてもらった。バイクの事も楽しそうに話すし、良い人なんだと強く思った。
今後のルートのアドバイスを貰い、琵琶湖の上を渡って京都の上端を通り福井へ、そして帰りは広島から四国へと渡り、徳島のフェリー(3,000円)を通れば危険な道を通らずに済むらしい。ありがたい。
15時か16時には琵琶湖へ到着。でかい。本当にデカい。
しかし水質は台風のせいか茶色くゴミは浮き、波もあった。
湖沿いで中々良い野宿場所を見つけ、夕暮れと共にテントを張った。
晩飯に買ったカップ麺とおにぎり一個、そして缶詰の焼き鳥を近くの漁港(人無し、電灯一つのみ)で食べようとしたらニャンパラ(ニャンニャンパラダイス)になって天国だった。ネコアレルギーの自分も少し触ったら虜になった。尻の軽いメス猫め!楽しい夜だった。
食費999円(ガスト500円含む)
ガソリン310円 2.27L
カラビナ等648円
計1,957円
台風が去り、快活に停めていた原付が暴風で吹っ飛ばされていないか不安だったけど、見に行ったら特に被害は無く、安心した記憶があります。その後友人の先輩(バイク乗り)のご厚意で、色々手助けして貰ってかなり助かりました。思い返すと、交通量の多い道を避けたルートを教えてくれた先輩の助けは、とても大きかったなと思います。
先輩の家を出たら琵琶湖の東側を回り、ひと気のない場所を見つけてこの日はSTOP。琵琶湖は青看板を見つつ、いや大したことないでしょ!だいたいこういうの名前だけだから!とか馬鹿言いながら進んでたら、デカすぎてひたすら笑ってました。
宿泊地は湖岸緑地。ここは今調べてもあまり分からないけど多分キャンプ場としても使えるところなのかな…?琵琶湖沿いでかなり良い場所でした。また行きたいなあ。
8/9(5日目)
日記
6:00 滋賀県 湖岸緑地 栗見出在家 → 兵庫県 道の駅あまるべ
移動終了時のODD
XL 7429.8kmkm(移動距離269.5km)
今日は琵琶湖から出発し、天橋立を目指した。
天橋立には昼頃に到着した。リフトで上に向かったが、特にみるものは無かった。
友人が200円3枚の皿を投げてラストで輪に通った。アイスのサンデーを食べてすぐ下へ戻った。
天橋立は実際に歩くとただの松林。つまんねえ。
走行の方は蒸し暑く、何度も熱暴走した。
昨日買ってダメだったダイソーの扇子で扇ぐと、5分ほどで冷めた。世紀の大発見だった。
その後鳥取で野宿できそうな場所を探したが、結局兵庫の道の駅で泊まることにした。
道中ナビが自動車専用道へ案内したり、日没し、雨の中走ったりで260km暗い中今日は走った。そのせいか少し頭が痛かった。
今日はとにかく疲れた。他にバイク乗りの人もいるけど寝させてもらおう。
食費2,489円
ガソリン代704円
琵琶湖大橋通行料10円
リフト+船代1,200円
計4,403円
前日早めに寝たからか、朝は日の出の少し前に起床。気持ちの良い朝だったので、写真を撮りつつ湖岸緑地の琵琶湖周りを散歩。
湖岸緑地を出発後、琵琶湖を渡って西へ進んだので「琵琶湖大橋」を使って湖を渡りました。原付料金は10円。超安くてそれ以上の満足感でした。短いけどね。
昼くらいに京都入りして、せっかくだしどこか観光しようと思って天橋立へ。市内は混むし、一方通行が多くて怖いので避けました。
で、天橋立はたしかに地理の教科書とかでみたような地形。ほぉ~(満足)。
「股のぞき」という方法で景色を見ると、天橋立が大空を舞う龍の姿に見えるとか書いてあるので見たけど、上下逆さでよく分かんない(笑)。
友人は皿投げの際に、最後の一枚を「股のぞき」をやりながら投げたら入りました。すんげー笑った。
上から見るのは良かったけど、歩いてみるのは良くなかったな、疲れただけでした。
往復松林を歩くのはイヤなので、帰りは船に乗りました。上手い商売してますね。
頻発するXLのオーバーヒートに関しては、キーアイテムを入手!
扇子というローテクな代物だけど、結局旅の最後まで扇いでました。人間よりエンジンに使った回数が圧倒的に多かったな。
この日の後半は頭が痛くて調子が悪くなっていた蚊トンボ。天気も崩れてきて、雨が降る中なんとか道の駅で寝床確保。ライダーが他にもいたけれど、自分はちょっと交流する元気がなく、痛み止めを飲んで無理やり寝ました。
8/10(6日目)
日記
7:20 兵庫県 道の駅あまるべ → 島根県 道の駅あらエッサ
移動終了時のODD
XL 7616.6km(移動距離186.8km)
朝6時過ぎに起床。頭痛は無くよく眠れた。トイレに行って戻ってくるとテント内にでかいゴキブリを見つけ、やむなくテントを撤収した。目が覚めた。友人は前夜の関西弁の人にたらふくスイカを食わされ夜遅くまで話をされて寝不足だった。
出発時の天候は斬りときどき小雨。海沿いを走り、9時前には鳥取砂丘へ到着。昨日の天橋立が微妙だったので期待してなかったけど、大きすぎて面白かった。
たまたま入った駐車場がひと気が少ないところだったので、変な写真をいっぱい撮った。ほんとーに楽しかった。少し砂が濡れていたので歩き易かったのもGood。
帰りは少し遭難しかけた。昼飯は倉吉市のラーメン幸雅で牛骨ラーメンを食べた。塩でさっぱり、なつかし系。
その後鳥取県の道の駅あらエッサでキャンプ地を見て、温泉に入った。
明日は出雲大社です。楽しみ。あと明日で今回の総走行距離が1000km行く。
食費2,169
ガソリン代344円
入浴代600円
計3,113円
翌日体調が戻ったのでトイレに起きたら、そこそこのデカさのゴキがテントにいて驚きました。なにせ当時ずっと雪国育ちだったので、見ても数回、小さいのだけでした。
友人は昨夜他のライダーにスイカをたらふく食わされてたみたいで、翌日ケツからスイカしか出ねえって言ってて笑いました。そんなに量あったのか。
鳥取砂丘は想像の倍くらいの広さだった。観る角度によっては緑もあるけれど、全部歩いて回るとプチ砂漠ってくらいには広かった。広くてテンションぶち上げでした。
でも帰ろうとして俺らの停めた駐車場、どこだっけ?と迷ってからは歩くのがキツかった。目印が無いので割と簡単に迷うよ。
今回はここまで。次回は出雲大社に行ったりしつつ、九州突入です!
2017年西日本原付ツーリングpart1
蚊トンボです。
2017年に行った西日本原付ツーリングのpart1です。
今回から載せるルートマップは、出発地と到着地を結んだだけであんまり正確ではありません。当時はログとか取ってなかったしね。
で、これから書いていくのは当時の日記。記録を取っておこうと友人と決めて、毎晩寝る前に小まめに書いていました。これがあるお陰でだいたいのことは思い出せるわけ。役に立ってるぞ当時の自分!!!
日記はほぼそのまま文字起こししています。
日記だけじゃ情報不足なので、その後に写真を交えて説明を追加していきますよ。
あとこのツーリングは、むさ苦しい野郎二人の写真が多めですがご容赦願います。
8/5(1日目)
日記
なんとか書類の提出を終わらせ午前中に出発。
長岡から糸魚川の河原まで約130㎞走行。
途中エンジンの出力不足→破裂音が続き、モトショップのおじさんに来てもらったが異常なし。
その後何度も再発したが、結果50km/h走行のムリのない走りが効くみたい。
明日は朝から近くのバイク屋で相談してみる。もし大丈夫ならゆっくり90kmほど走る。ダメなら撤退。
キャンプは楽しい。しかし男二人はやることがない。
早く寝て明日に備えよう。友人マジ助かってる。センキュー。
食費617円
ガソリン代279円
雑費2900円
計3,796円
出発は蚊トンボが就活関係の書類を大学に提出した後に大学から出ました。
ですが、その後海に出るまでの十数キロの間でXLのマフラーからパンッパンッという音が鳴り、エンジンがプスプス鳴って停まってしまいました。
この症状が出るのは初だったので、まだお世話になっているバイクショップの人にその場所まで来て頂いて(本当にすみません…)見てもらいましたが、ばらさないと分かんないけど熱暴走じゃない?という結論に。実際時間を置いたら問題なく動くので、とりあえず騙し騙し進むことになりました。たしかにその年の夏は暑かったなぁ…。
その後は不調に怯えつつも、寝床を探しつつ海沿いを走りました。
山の方にキャンプ場があったけど、やってなさそうなので別の場所へ。
結局山から下りて、糸魚川の河原で野宿。他にもう一組車で来ている人がいたから、ここなら雨が降らない限り大丈夫そう。
初のテント使用なのでもたついたけどウッキウキで楽しかったな。
8/6(2日目)
日記
移動終了時のODD
XL 6931.2km(移動距離175km)
朝からバイク屋に行くつもりだったが、待ちきれず出発。8号線に乗って親不知など海沿いを走った。昼頃に富山に入り、富山祭りの屋台で月見焼きそばを食べた。味が薄かった。
街中の道が長く、辛かった。何度もバイクのために休憩を取った。夕方山中の新五箇山の温泉に入った。
その後山の中をずーっと走った。ペースを無理させなかったのであまり調子が悪くならなかった。しかし自分はヘルメットの顎紐を付け忘れたり、燃料コックを戻し忘れたり良くなかった。反省。
今日の到達地岐阜の白川郷は夕方5時で閉まった。そのため明日一番で行くつもり。
今日もケガなく走れて良かったです。
明日は雨が降るかもしれない。目標地点は滋賀のネカフェかな。台風を上手く凌げると良いな。
食費2,451円(チズ入り)
ガソリン代391円
雑費750円
計3,592円
新潟を離れて初の原付での他県。
親不知の辺りはトンネルが続き、端で停まることができないので、めちゃくちゃ祈りながら走っていた。富山に入ると偶然富山祭りをしていたので、駐輪して少しだけ見物。富山が思ったより都会だったのと、よさこいの姿を見て、やっぱ富山ってちょっとオラついている県民性だよなあって思った記憶がある。
白川郷の道の駅がひと気が無くてベンチがあったので、ここで寝袋置けばすぐ寝れるじゃん!ってことで寝たんだけど、観光案内ビデオが大音量で鳴り響いていたのでほとんど寝れなかった。友人は無理だっ!って言って外にテントを張って寝ていた。多分あれは俺らみたいな奴ら対策だったんだと思う、とても効果的でした。
8/7(3日目)
日記
5:40 岐阜県 道の駅白川郷 → 岐阜県岐阜市内の快活クラブ
移動終了時のODD:未記入
9時頃から白川郷に行くつもりだったが、台風の動きが早まり危険なので朝早く出発。心残りだが仕方ない。坂を下りながら山→町→山→町…と繰り返して岐阜市へ到着。今だ観光できず。
途中何度か雨が降るも、そこまで濡れなかった。
低い気温のお陰かエンジンの調子もそこまで悪くない。しかし岐阜市街は大変だった。
三車線四車線はあるしネカフェまでの十数キロが遠い。なんとか昼頃にチェックイン。台風にやられずに済んだ。
ネカフェで明日の朝までいるつもり。暇つぶしに読んだ「ばくおん!」がしょーもなくて笑った。くだらなかった。晩飯はカツカレー。最近野菜が足りてないな。
食費1,245円
ガソリン代239円(1.87L)
ネカフェ12時間3,130円
耳栓+アイマスク324円
+ネカフェ延長9.5時間2,057
計6,995円
道の駅の観光ビデオの轟音で、あまり寝られなかったところから始まったこの日。台風からの避難場所を求めて岐阜市へ山から降りたけど、一気に都会的な道になってヒーヒー言いながらネカフェに逃げ込んだ記憶があります。岐阜でこれなら、名古屋通過はどうなるんだ…本当に死ぬんじゃないかと恐怖してました。ネカフェはこれが初の体験で、今後も使う様になっていきます。
今回はここまで。次回は岐阜市のネカフェから、西へ向かって行きます。
2017年西日本原付ツーリングの概要
蚊トンボです。
前回の沖縄ツーの最後でも書いた通り、記事のストックが切れたので、2017年の原付ツーリングのことでも纏めようと思います。
今更なんでそんな過去のことを…と読者の方々は思うでしょうが、今でも友人との話題に上がるくらい色々あった、濃すぎる日々だったのです。簡単に要素を紹介しますね。
・蚊トンボは50ccの原付を買ってから1か月半くらいしか経ってない状態(県外に出たことすらなかった)での超長期ツーリング
・初キャンプ、というか野宿
・バイクの不調でものすごいスローペース
・ツーリング仲間のバイクはあのマグナ50(カワサキオヤジ…)
・新潟から出発して、結局熊本まで行ってきた
・期間は19日間。
うっへえ…見るだけでなんか辛そうですね。そしてちょっとだけ楽しそう。
実際辛さと楽しさの割合が日々変わりつつの毎日だったので、忘れてしまう前にどこかに残る形にしたいと思い今回から書いていきます。
当時二輪の乗りたてで、あまりにも何も知らないまま出発してしまったのでこれはちょっと…という点も多々ありますが(野宿含む)、そこは多めに見て下さると有難いです…。
一つだけ当時の自分にアドバイスするなら、そのバイクじゃなくてカブを買った方が楽しいし安全だよ、と言いたいですね。
では概要から始まります。
基本文字ばっかりだと思ってください。
ツーリングの経緯
当時大学4年の蚊トンボは、バイト代で貯めたお金で軽自動車でも買おうと思ってたけど、東京で就職しそうなので車は無駄になるなと思った。
バイクなら東京でも使えるし、とりあえず長岡市(大学時代で住んでた町)を移動できる足としてバイクが良いなってことで個人取引で原付を買った。
もうすでに蚊トンボの雰囲気が出てますね。
こいつが中々の曲者で、まず引き取ってから全然動かないので、近くのバイク屋に行くも80年代の原付なんて修理できねえと。友人の紹介で別のバイク屋に持ち込んでなんとか動くとこまでは直してもらえ、見た目はかなり気に入っていたので日常+ちょいツーリングくらいでは使ってた。
で、夏に内定が確定し、大学夏休みを丸々自由に使えることになったのでどうしようかと友人と話していたら、じゃあ西日本の方って行ったことないし、行ってみる?となった。
そう、彼もまた原付を持っているライダーだったのだ。
しかもマグナ50を少し前から乗っている。
なんかメチャクチャ話が盛り上がり、大学最後の夏休みを無駄にするわけにはいかない!いくぞー!!!という風に勢いで決まったので突貫準備が始まった。
登場人物紹介
・蚊トンボ
XL50s乗り。
原付に乗り始めてまだ2,3か月。
蚊トンボというよりまだ幼虫。
・友人
マグナ50乗り。
先輩からマグナを譲ってもらった時は初の原付なのに雪のある街中でじゃあ、さよならと放置されて泣く泣く頑張って一人で帰った猛者。
今は東京でゼルビスに乗ってる。今もツーリング仲間。
以下のリンクで動いてるXLとマグナが残っています。ボイスロイド注意。
・モトショップのおっちゃん
ボロボロのXLを持ち込んだらある程度動くくらいまで直してくれた方。
本当にお世話になりました。
バイクの状態
・XL50s
1980年製。6Vバッテリーでライトが小玉電球かというくらい暗い。
エンジンが不調というか、すぐオーバーヒートする。それに気づくのはこの西日本ツーが始まってから。オーバーヒートになったらエンジンが止まるので、その際は路肩へ避難して冷めるまで休憩、の繰り返し。
でも見た目はすっごく好き。昔のオフロードバイクっぽくて好みどストライク。
最初から着いてた紫のハンドルだけはすんごく似合ってなかった。
ちなみに今乗ってるSL230は、排気量の大きいXL250sから多少血を引き継いでいる気がします。
コピペ参照。安定のカブエンジンなので動きの不調は無い。サイドカバーが緩い。
重量があるので登り坂は辛い。XLより速いが高速は乗れない。
ツーリング準備
毎回ホテルやネカフェなんて入る経済的な余裕はないので、ある程度野宿するつもりでテントやクッカーを購入。結構な量の荷物はキャリアにホームセンターの箱をラチェットベルトで括り付けて固定。
あと磁石でくっつくタンクバックに財布やカメラを入れていた。
スマホのナビをみれるようタンクバックの中に入れてフィルム越しに見たけど、視線が下過ぎて危ないし、蒸れると曇って見えない、さらに暑さでスマホがダウンするのでナビは使い物にならなかった。
インカムはAmazonで2個1万円の「4riders」ってのを使用。値段の割に使えたけど、充電ケーブルが専用なのと、ペアリングが面倒で気分屋だった。友人のはツーリング途中でマウントが破損した。
原付について
お互い50ccなので、時速30km/h制限…だけど正直守ってたら死ぬので、だいたい50km/hくらいで走ってた。それ以上出すとXLのオーバーヒートがすぐ起こるし、それ以下だと後ろの車が怖いのでまあそんくらいの速度。
二車線以上の道での右折は恐怖。基本ずっと左車線をこそこそ走った。通り抜けは危険なので無し。旅中二段階右折は1,2回しかしなかった気がする。
ナビは友人がハンドルマウントでスマホを固定して案内。ダメな時だけ蚊トンボが代わりにナビ。しかしGoogleMapには原付用の設定がないので、自動車専用道に案内することが多々あるのであまり信用せず、現地で紙のマップを見つつ交通量の少ないルートを検討していた。
特に怖い道はバイパスなど、交通量が多く流れが早い場所。あとオーバーヒートが起きた際に退避できるスペースが無い、停まれない場所は戦場。こういう場所は事前に避けるか、時間帯を早めるか、どうしても避けられない場合は祈りながら通過してた。
概要は以上。
次回からは毎日書き残した日記を文字起こしつつ、写真を交えて説明していくよ。
2021年沖縄ツー6日目(最終日)
沖縄ツー6日目、最終日です。
この日はホテルから出て、レンタルバイクを返却し、飛行機で東京に戻る日でした。
昨日アグリパークで買ったドラゴンフルーツのプルプルしたジュースを飲み干す。ドロッとしてて薄味。あんまり好きじゃない。
数日お世話になったホテルにさようなら。
またリュックonリュックを背負って出発。不要な荷物を宅急便の方に入れたので、往きよりも軽くて肩とお尻に優しい。
じゃあラスト乗車しますか。
天気は悪いですが。これ返却直前に傷物にするやつ?
ほんと勘弁して~と思いながら集中してお店へ走ります。
平日の9時前後。大きな道は混んでますねえ。
があー!渋滞かつバンクのキツイところで停まらないでくれー!
こわいこわいこわい!
とかなりながら、なんとかお店に到着。
実質5日間で700キロくらい。それなりに走ったけど、日割りだとそうでもないな。
ラリーくんは始動性良いし巡行性能が高くて、結構走っても辛くなりにくくて良かったです。
ハンドルが重いのだけは最後まであまり慣れなかったかなー。
小回りはあまり利かなかった。
で、お店に返却する時は傷チェック。
「…はい大丈夫ですね、ありがとうございましたー!」ってあっさり言われたので、レッグプロテクター着けてたらサイドカウルにちょーっと小傷入ったんですけど…っていいました。(任意保険入ってたし)
すると乗り傷であれば大丈夫です!って言われちゃった。そんなものなのかねー。
あとは近くでタクシーを捕まえて空港まで乗っけてもらった。
運転手と話したら、ここ一週間はかなり天気が良かった方らしく、それまではわりと雨が多かったんだとか。日頃の行いの成果でしょうかね。(姉夫婦の)
空港でチケットを取得してダラダラ。
あと追加でお土産を購入しておいた。
12時半くらいに出発して、夕方には東京着。
その後は写真も無し。というか荷物が4個くらいあったので、そんな余裕無かった。
改札を抜けるのも一苦労。
そして16時くらいに自宅に帰宅。
やっぱ遠出って長いようで短いよなあー。
これにて沖縄ツーリングは終了です。
中々人が行かないスポットを巡れた気がしますが、楽しめましたかね。
蚊トンボは超・楽しかった一週間でした。割と人も避けて行動できたはず。
あそこまで人のいない沖縄を見れたのは、かなり貴重な体験だとは思います。
そして現在の体調は、不調なく過ごせています。
またまた緊急事態が発令されて動き辛くなりましたが、一旦ツーリング日記のストックはこれでネタ切れ。
新潟ツーの記事に比べて最近のことだったので、文字を書くのがまあ早い早い。そのせいで全部書ききっちゃった。
出掛けられなくて暇が続いたら、東京に来る前にやった原付西日本ツーリングのことでも、当時のメモを見返しながら書いてみようかなと思います。
こいつは3週間くらいかけたので、ネタ切れは暫くないはず。
(ちなみにかなりハチャメチャな内容になると思います。)
とりあえずおわり!
読んでくれてありがとう!!