GoProマウント3種レビュー
追記
2021/5/7現在、下記のマウントのみを使用し続けています。
オフメットならもうこれでいいじゃんっていうくらいの安定度なので、読んでみることをお勧めしますよ。
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春が終わり、初夏が来たかと思ったら急に真夏がやってきて季節感ぶっ壊されますね。
GW中はまだ寒さ対策をしていたというのに…。
そうそう、今回はGWツーリング中に粉砕してしまったネックマウントの代わりを探し、色々と試してみました。
一番最初は粘着式のマウントを使ってみたのですが、メットの形的にきちんと接着できなかったので、着脱式のマウントを試しています。
今回紹介するのは
・クリップマウント
・ネックマウント
・ヘルメットマウント
の3つです。
ちなみに今回使用したヘルメットは「Arai ツアークロス3」です。
結果として個人的には「クリップマウント」が一番使いやすく、見た目もまとまりがあって良いかなと思いました。
以下はそれぞれに感じた長所・短所です。
かなり個人的な感想なので、参考になるかは微妙ですけどね。
クリップマウント (蚊トンボおすすめ!)
TELESIN 360°回転式 クリップ マウントDJI OSMO Action/Gopro Hero 7/6/5/4/3などのスポーツカメラに対応
- 出版社/メーカー: Telesin ltd
- メディア: その他
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洗濯ばさみのように挟み込んで固定するタイプ。
自分はオフメットのバイザーに挟んで使用しました。
長所
・アダプターが無くてもカメラの角度に自由度があり、そのお陰で小さく収まる。
・取り外しが楽なので、コンビニに入る際にもサッと外して防犯対策も簡単。
・意外とバイザーが写り込まない(角度によるけど)。
・落下防止用のストラップ穴がある。
短所
・挟む部分は凹凸があるけどプラスチックなので、固定が少し甘い。(対策は後述)
・位置が高いので、メーター周りまで写そうとすると角度がかなり下向きになる。
・バイザーの上に着けると撮影してる感+チョンマゲっぽさが少し出る。
(分かり易いので煽り運転対策にはなるかも…?)
ヘルメットマウント
ヘルメットの前面に紐で固定するタイプ。
長所
・目線に近いので、一番見たままに近い。
・上手くいけば、シルエットは一番コンパクト。
短所
・視界の下の方に入るので少し邪魔。
・パチッと留める部分のプラスチックが脆そうで怖い。
・紐のせいでバイザーが完全に締まらないかも(ツアクロでは割と閉まった)。
・紐は左右で繋がっているので、左右のバランスを取るのが面倒。
・Vクロス用のノーズディフレクターを着けている場合は、外す必要があるかも(キツく締めると外れてくる)。
・ヘルメットの形状上、キチンと正面に向けるのが難しい。
・角度調整が難しく、アダプタを噛ませるとゴチャゴチャしてくる。
・クイックリリースマウントだけど、着脱時にズレるので再調整がダルい。
・正面にベンチレーションがあると切り替えができなくなる。
ネックマウント
ネックレスのように首からぶら下げて使用するタイプ。
気軽なチェストマウントみたいなカンジ。
長所
・手元やハンドル回りが写るので臨場感がある。
・他の人から見て、撮影してる感がもっとも少ない。
・店に入る時はキャップを着けるだけで良いので楽。
・上下の角度調整は自由度がある。
・着替えがチェストマウントに比べてすごく楽。
・結構前を向いたまま固定してくれる。
動きが少ないので、車載動画とかを作る人はメーターのモザイク入れが楽かも。
短所
・ぶら下がってるだけなので左右にカメラが傾き、ときどき直す必要がある。
・オフロードに行くと飛び跳ねる。スタビが効いてないと辛いかも。
・視線に追従しないので、画の変化は少ない。
・よく見ると頂点部分が繋がっていないので、落下が超怖い。
・プラスチックが常に首に当たるので、首に何か巻かないと擦れて痛い。
・全体的に信用ならない作り。結果真っ二つになってます。
三種撮り比べ
全く違う状況のキャプチャですが、雰囲気だけでも伝われば幸いです。
クリップ・ヘルメットマウント時の下部にあるのは、ヘッドライトとフェンダーバッグです。
クリップマウント
ヘルメットマウント
ネックマウント
マウントの手直し
自分に合ったマウントを探すために、時には手を加えることも必要!
ここからは蚊トンボがマウントに手を加えた点をご紹介します。
クリップマウント
・挟む部分がプラなので固定が甘く、そのまま使うのはちょっと怖い
→ホムセンで1mm厚のゴム板を買ってきてクリップの挟む部分に接着しました。
これによって密着度が増し、使うのが怖くなくなりました。
さすがにオフロード競技や高速道路で使うには心もとないですが、普段の使用には不足がないレベルだと思います。
無加工ギザギザのままだと、デカールやペイントが痛みますしね。
ネックマウント
半年ほど使用していましたが、品質が酷いのでこの商品を使用する際は注意してください。何が酷いのかは下をご覧ください。
①よく見ると頂点部分が繋がっていないので、落下が超怖い。
→二か所にリューターで穴をあけて、ゴム紐を通して対策しました。
②ナットが接着されていないので落ちてくる
→接着剤で対応。(2019年春モデルでは、インサートナットになったので解決しているらしいですね。)
③下の部分が抜ける→接着剤で対応。
意外なことに、この部分は下に引っ張ると抜けます(驚愕)
一応最初から接着されているみたいですが、回転してハマっているわけではなく単純に下から刺して接着しているだけなので、ある日突然カメラごと落ちてきます。
自分は買って2日後の信号待ちでスポッと抜けました。もし走行中だったらと思うと…。
④プラスチックが脆い→真っ二つ(諦め)
①の加工を行ったせいでもありますが、首にかける際に広めに開くとあっけなく壊れます。個人的にはネックマウントを大変気に入っていたのですが、強度的な問題は目を瞑れません。
他社製品を探してみても、ほぼ同じ製品にしか見えないし…。
誰か強度のあるネックマウントを知っていたら教えてくださぁい!!!(嘆願)
割と長くなってしまったマウントのレビューでしたが、何か参考になったかなあ…。
まあ、どれも中華製で安いので、気になるモノは試しに買って使ってみるのが一番だと思います。
もし何か良いマウント方法があれば、ぜひ教えてくださいね!